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日常生活で学んだ個人的な備忘録です

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信用について ため口で怒られない方法

生きていくうえで

すっかり忘れていることがありました。

 

私の生き方に関してです。

わりと、傍若無人で、年配の方とか

上司にもたまにため口がでてしまっているらしいのですが

なぜかあまり怒られません。

 

1つは、そういう人だからということで

許されているのかもしれませんが

 

もう1つ、もっと大事なことがありました。

信用です。

 

入社直後は、たぶん、新入社員で

学生上がりだからしょうがないと思われていたのでしょう。

 

でも、入社から3年くらいたっても、

あまり怒られない状況が続いていました。

その人たちがあきれて、

口のきき方について言わなくなったと考えられることもあると思いますし、

私がガミガミ言ってくる人を避けるようにしていたということもありました。

 

でも、それでも一定数、許してくれる人たちがいました。

いま思えば、不思議でした。

 

でも、今、気づきました。

 

私の信用がため口を許していたようです。

 

結論としては

とにかく一生懸命に努力して

信用を上げるだけです。 

 

私は、そうしただけです。

いちおう少し考えて行動はしてましたけどね。

 

とても大事なことなのですが、

会社では割と淡々と仕事はこなせたことと

仕事上で成果が上がっていたので

これによって、会社内で信用が少しづつ上がっていたようです。

 

この信用が、現実世界でどういう風に現れるかというと

いろいろな形で登場するのですが

会社内だととても分かりやすく出ます。

 

①たとえば、あからさまにまっとうでないことを実行しようとしたときに

 私のことを思って、全力で止めてくれるとか。

 

具体例でいうと、

会社に黙って実家暮らしから、会社の近くに引っ越した時に

移動費の手当てが出ていたのですが、

手当の計算が会社と、居住地との距離で決まることになっていたので

移動手当てが大幅に下がることがわかっていました。

 

これを知った私の上司が、私の将来を心配して

引っ越しの申請(会社への居住地の変更の連絡) → 移動手当てが減る

をしなさいと助言してくれました。

このときは、単純に移動手当てが減るのかと思っていやだなぁと思っていたのですが

今思えば助言を聞き入れていてよかったと思いました。

なぜなら、この状態を続けていると

実際の居住地が近くになって移動費が大きく下がるところが

私が知っていながら、移動費の減額を下げないために

移動費を多めに会社からもらうことになり、

会社に対してうそをつき続けることになるからです。

 

これがよくなかったと今なら思います。

金額としては、月に数万円とかなのですが、

このときは、月に数万円に目がくらみそうになりました。

でも、よくよく考えれば、あとから出世(前時代的ですが)とかしたら

簡単にペイできるくらいのものに目がくらんでいたようです。

 

あと、この一つのうそが、あとあとまで尾を引くことが

よくわかっていませんでした。

人は、信用に基づいて、何かをお願いしたり役職を与えたりします。

うそをつくということは、この信用を捨てることに直結します。

 

わたしは、小さいころ、悲しい出来事があって

基本的に他人が全く信用できませんでした。プラス家族も。

ここに私の問題があったのですが。また、気が向いたら別の機会に書きます。

 

なので、小さい頃にうそをつくなと教えられると思いますが

長らく、うそをつくということが

どういうことなのかよくわかっていませんでした。

 

でも最近、わかってきました。

 

基本的に、割と温かい家庭で問題なく育つことができれば

ある程度のことなら人は、他人を許すことができます。

また、ある程度なら信用することができます。

(見かけ上、信用を盛ることもできます。)

 

私は、少し特殊で、成人するくらいまで

家族すら信用していなかったので、

精神的にとても不安定でした。

この場合、他人を信用するなんて、ほぼ無理でした。

こういうタイプの人は、人間関係にとても苦労します。

私も通った道です。

 

私の昔話はこのくらいにして、

一度、なくした信用を失うのは、とても大変です。

 

私は、幸運なことに入社してから

信用を積み上げることが多く

この信用を大きく失うことが

少なかったので、信用があったみたいです。

 

仕事しているときは、そういうことは全く考えずに

目的達成に向けて、ただ全力投球してるだけなんですけどね。

 

今思うと、この姿勢がよかったんだと思います。

 

あとは、

①信用が積み重なっていると

②その期待に応じた難解なお仕事が回ってきます。

 

③その難解な仕事をクリアすると、

④さらに信用が上がって

 

⑤さらに難解な仕事がきます。

⑥あとは、①~⑤の繰り返しです。

 

そして、そのうち、その人の実績に応じて、昇格がやってきます。

これで、ひとつずつ信用に基づいて役職が上がっていくんですね。

そうそう、昔は年功序列という制度がありました。

いまも、結構な数の会社ではあるんだと思いますけど。

 

そういえば、昇格も、その人の器の大きさまでしか、

役職が上がらないと聞いているので

いけるところまでいってみたいとおもいます。

 

この点については、別の気に書きます。