意見の対立 対処法
仕事でもプライベートでも
意見が対立することってありますよね。
今回は、意見が対立したときの対処法をまとめます。
- 意見の対立の意味
- 最初にやること 対立が発生した場合
- 対立意見には話し合いが必要
- 特に意見が対立する部分
- 対立意見を抑える方法・根拠
- 直接話し合わずに対立意見を抑える方法
- 対立状態を続ける場合
- まとめ
意見の対立の意味
「異なった意見を持った2人以上の人の
強い意志の衝突」だと思っています。
反抗期の子供と親がわかりやすい例です。
私の身近な例では、
私と上司の意見の対立ですね。
とはいえ、基本的に
すべての対立意見が悪いというわけではありません。
対立意見を言ってくる相手も
こちらのことを思って
言ってくれている場合があるので
一度、対立意見にも耳を傾けましょう。
冷静に考えて、相手の意見が正しい場合もあるので
その場合は相手の意見を受け入れましょう。
その上で、納得のいかない意見の対立が
発生した場合は話し合いで解決しましょう。
1つの解決策として
話し合わないという手もありますが
これについても書いてあります。
最初にやること 対立が発生した場合
意見の対立が発生した場合ですが
まず、やることがあります。
そもそも、意見が対立しているのかどうかの確認です。
上から難易度順に分けてます。
同じ方向を向いている場合
難易度は簡単です。
上の図は意見がどのくらい一致しているかを表した
イメージです。この場合は意見は一致しています。
お互いに全く同じ方向を向いていて
実行した結果が同じ場合は、
割と話は進めやすいです。
なぜなら、
同じ方向を向いているということが確認できて
もたらさせる結果が同じなら、
それを確認するだけでよいのです。
だって相手も同じ意見なのですから。
話し合いで
お互いに全く同じ方向を向いること
実行した結果が同じということを確認します。
これは、お互いに話し合いが短すぎた場合や
他人からメールなどで
余計な意見をもたらされた場合に起きます。
意見を勘違いしている
難易度は簡単です。
上の図は意見がどのくらい一致しているかを表した
イメージです。この場合も意見は一致しています。
同じ方向を向ていて、
もたらさせる結果も同じだけど
お互いに意見の内容を勘違いしていて
その勘違いが原因で対立している場合です。
この場合は、
お互いの意見を勘違いしているので
この勘違いをお互いに理解出来れば
話が早いです。
これ、割とあります。
伝え方の問題だったり
別の誰かから聞いたという情報により
意見の勘違いが発生することがあります。
言い方には気を付けないといけないですよね。
あと、噂とか、グチを言うのは
相手を選んだほうがいいです。
一部同じ意見で、ある一部の意見で対立している
難易度は普通です。
上の図は意見がどのくらい意見が一致しているかを
表したイメージです。
この場合も一致している意見が半分、
対立意見が半分の状態です。
この場合は、一致している意見の部分から
建設的な話をするのがいいです。
そして、対立している意見について
話し合いで確認します。
そして、それが分かれば
話し合いでお互いに妥協できる点を探します。
完全に全く逆方向を向いている場合
難易度は難しいです。
上の図は意見がどのくらい一致しているかを表した
イメージです。この場合は対立意見しかありません。
こんな場合はほとんどありません。
そもそも、この場合は話し合いになりません。
実際は、ほんの少しだけ(数%)でも
一致している意見があると思うので
一致している意見の部分を探して
建設的な話し合いを行い妥協点を探します。
対立意見には話し合いが必要
どのパターンであっても話し合いが必要です。
上のどのパターンなのかは、
自分で毎回分析したうえで
話し合って確認するしかありません。
特に意見が対立する部分
意見が対立する部分って、
ある程度決まっています。
だいたい、下の3つです。
①お金の話
②時間の話
③方法の話
①お金の話
個別具体的にいろいろあると思いますが
私の仕事の開発だったら
開発費でもめることがあります。
原因は、対立相手の予想よりも
開発費があまりにも安すぎる場合と
高い場合です。
これは、話し合いで理解してもらうしかありません。
鉛筆を転がして適当に見積もりしていない場合なら
そうなる理由を説明すれば、理解してもらえるはずです。
理解してもらえない場合は、
代わりの案を提案するしかありません。
それか、実現があまりにも不可能な場合は
断るしかありません。
②時間の話
原因は、対立相手の予想よりも
極端に早すぎる場合か、遅すぎる場合です。
例えばですが、
通常であれば3か月かかる開発を
1か月で見積もった場合です。
これは、可能な説明ができればいいですが
対立相手が実現が難しいと思って
対立意見を出してきます。
この場合は、その予想を対立相手から聞き出して
その予想時間に近づけていくのがいいです。
ただし、これをやりすぎると
現実として、無理な時間の場合
(実際の実行する時間が極端に短すぎるとき)
自分を追い詰めることになるので
無理な場合は無理と伝えましょう。
そのうえで、結論は出さないといけないと思うので
対立相手と妥協できるところを探して
着地点を見つけましょう。
③方法の話
対立相手は、過去の経験や
自分で調べたことをベースに
対立意見を出してきます。
もし、その対立意見よりも絶対に自分の意見の方が
正しいと思えるのなら
意見を押し切ってもいいと思います。
相手の立場・役職も影響する場合もあるのですが
相手が立場が上の人の場合は
静かに意見を聞くほうがスムーズに進みます。
ただし、仕事の場合は、
最終的に結果がついてくればいいので
その意見を押し通しましょう。
大丈夫、対立相手(上司)が
いつもいつも正しいとは限らないので。
それに誰かの意見だけで動くのって
ストレスになりませんか?私だけ?
対立意見を抑える方法・根拠
基本的に対立意見を抑える方法は話し合いですが
話し合いのためには根拠が必要です
その根拠の例を示します。
①データ
②調査結果
③他人の意見
④過去の経験
⑤自分の意志
です。
①データ
論理的な説明の場合に有効です。
相手が理系なら最も有効な手段です。
実験や他人が作った資料をもとに
自分の意見の正当性を説明します。
ここが理路整然と説明できれば、
話は進みやすいです。
②調査結果
自分で調べた調査結果です。
インターネット上での情報を集めた結果をもとに
正当性を説明します。
インターネット上から得た情報であっても
信ぴょう性が怪しい場合があるので
正しいのかどうか、よく調べましょう。
この信ぴょう性に意見されて
対立意見を抑えられない場合があるので
何かしら信ぴょう性を上げるものを
用意しておくとよいです。
③他人の意見
他人への聞き取りで得た情報で
正当性を説明します。
こちらは、インターネット上の情報と同じく
他人から得た情報であっても、
聞く相手によっては信憑性が下がる場合があるので
情報が正しいかどうかよく調べましょう。
④過去の経験
自分でした過去の経験をもとに
正当性を説明します。
自分の過去の経験なので、割と説得力があるのですが
これよりも優れた経験があった場合は
対立意見に敗れる場合があります。
この場合は、冷静に話を聞いた上で
素直に敗北を宣言しましょう。
⑤自分の意志
他人を動かすのは最後は熱意です。
私がどうしてもやりたいと強く願って行動すると、
まともな相手なら
上の①~④にプラスアルファで
対立意見を抑えられる場合があります。
これだけで対立意見を抑えるのは
独りよがりなので、やめましょう。
私には平行線が見えます。
最後だけ精神論的な話が出てきましたが
ものすごく強い意志の人を曲げるのは
かなりエネルギーがいります。
直接話し合わずに対立意見を抑える方法
どうしても、対立相手の意見を曲げる場合は
その人より偉い人から言ってもらうというのがあります。
ただし、これをやりすぎると
対立相手との関係性もちょっと悪くなる可能性があるので
方法がなくなったときにしてください。
私もたまに使いますが
最初は、正面からお願いしてから
基本的には最後の手と思っています。
毎回同じように対立するとわかっている場合は
他の人にお願いするか
最後の手を早々に使うのが効率がいいです。
私も会社に、1人そういう人がいます。
その人に対しては、
基本的に直接話さずに
上司からお話を通してもらうようにしています。
そうでないと仕事が全く進まないからです。
対立状態を続ける場合
頭に血が上って
相手に対して怒っていて
相手と全く話をしたくない場合があると思います。
その日の話し合いはやめましょう。
お互いに冷静でないと
会話にならないからです。
対立がさらにエスカレートするだけです。
あと、エネルギーもかなり使いますのでやめましょう。
理想を言えば、
次の話し合いは対立がスタートしてから
早いほうがいいです。
この対立の溝は、
時間をかければかけるほど
大きくなる場合があるからです。
大きくなりすぎた場合は、修復が難しいです。
修復しなくても全く気にしないとか
そろそろ転職するので気にしないとか
そういう場合を除いて
早めに話し合いをしたほうがいいです。
そして、解決するほうが
自分の精神のためにもいいです。
まとめ
本日は意見が対立した場合について対処法を
まとめました。
理想は、対立しないのが一番いいんですけどね。
それか、対立しそうなら最初から対立相手を避けるか。
精神衛生上はそのほうが楽です。
わたしもたまにそういう方法をとるときがあります。
とはいえ、生きていると誰かと何かの意見で
対立することがあると思うので
言葉が通じる場合は、話し合いで解決していきましょう。